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2010年08月22日

復活しました

大変にご無沙汰です!
長らくブログ書いてませんでしたが、実は2歳の末っ子にノートパソコンにコーヒーぶっかけられてパソコン壊れてましたface07
しかも比較的長期にわたって里帰りしてました。
ノートパソコンの方は完全に諦めていたのですが、なんと実家に帰った際にパソコンに詳しい友達に診断してもらった結果、キーボード以外は問題ナシとの事で、キーボードを980円で購入してUSBで繋げるだけで復活しました!持つべきは友達ですねface02

ところで昨日、名瀬の中央公民館で「知られざる奄美の生き物たち」と題して市民講座させていただきました。普段山ばかり歩いている自分にとって、人前で2時間も話すのはとても新鮮でよい勉強になりました。
このブログでお知らせできなくってゴメンなさいです。
今度やる時は必ずお知らせしますね。

ここ最近は色々と忙しく特にネタもないのですが先日、依頼されたウミガメ調査でアカウミガメとアオウミガメに出会う事ができました!アカウミガメは砂を掘っている最中だったので撮影できませんでしたが、アオウミガメ君は産卵がほぼ終了してたので、産卵後に1枚だけこっそり撮影しましたface03



どちらのウミガメも野生では初めての対面だったのですが、あまりの大きさに衝撃と感動の嵐でした!!


  


Posted by たかちほへび at 09:29Comments(0)爬虫類

2010年06月27日

ヘビにかまれちゃった

こんばんは~face02

先日の日記で梅雨明けみたいな事書いた後の数日間、大雨で毎日ずぶぬれでしたface07

しかしこれだけ降ると毎日のようにたくさんのヘビさんに会いました。



こいつは本来おとなしいはずのリュウキュウアオヘビです。珍しく威嚇してきたので、「はたして、咬めるかな?」と思い手を差し出すと見事に咬みつかれましたface03

でも全然痛くはなかったです。リュウキュウアオヘビはミミズしか食べない蛇なので、きっと咬む力が凄く弱いんだと思います。
以前に咬まれたキノボリトカゲなんかは色々な虫を食べるだけあって咬まれると結構痛いですよ。



そしてこっちはガラスヒヴァ君です。まっすぐに伸びていたので、油断して写真を撮っていたらそのままの状態で手に向かって飛んできて咬まれてしまいましたface10
リュウキュウアオヘビは無毒だから咬まれても全く平気だけど、ガラスヒヴァは毒蛇だから、咬ませるつもりは全くなかったのですが・・・・
それにしれも、体を屈曲させることなく、一直線に飛んでくるガラスヒヴァの早業に感動し、ヘビにあのような動きができると知れただけでも凄い勉強になったと喜んでいたのですが、後日知人からガラスヒヴァに咬まれた人が、左半身が痺れ、左目が見えなくなったので、怖くなって病院にいったら、事なきを得たと教えてもらい、自分が咬まれた時は毒が入っていなかったであろう事、そしてその毒はかなり強いらしい事を学び、今後ガラスヒヴァの写真を撮る時は十分に注意しようと改心いたしました。
いやぁ、ガラスヒヴァ恐るべしです。









  


Posted by たかちほへび at 21:29Comments(2)爬虫類

2010年06月09日

ハブ捕りについて



こんばんは~。ご無沙汰しております。

先日、山の中で久しぶりにハブを1匹捕りました。
ハブ捕りについては色々思うことがあって、奄美の自然にとって決して良い事だとは思っていませんが、それでも自分がハブを捕る言い訳を書きたいと思います。

まず一つ目の理由は生活のためです。
恥ずかしながら、今の安月給で家族5人を養うのは相当厳しいので生活していくために捕っています。

もうひとつの理由はハブ捕りが大好きだからです。
矛盾していますが、島に来てハブに出会って以来、ハブが好きで好きでたまらないのですが、夜の山を歩きハブを見つけ捕獲することに最高のスリルと楽しさを感じています。
おそらく自分の中の狩猟本能が満たされるのだと思います。

自分にとって究極の理想的な生活は自給自足なのですが、その中の一環としてハブは自分にとって山の幸だと思ってます。だから捕った時は山の神様にお礼の儀式をします。そうする事で、自分の中ので捕獲行為を正当化しているのですが。

ぐだぐだと屁理屈な理由を書きましたが、奄美のハブが減少傾向にあることを考えると、やはり捕る事は良い事ではないですが、いつか奄美の自然が昔みたいに回復して、自分らがいくらハブを捕まえても全く減らない時代が来てくれたら嬉しいなと思っています。
そして、せめて自分みたいな人間が奄美に来てくれた人たちにハブやその他の奄美の生き物の魅力を紹介していけたらいいなと考えています。  
タグ :ハブ爬虫類


Posted by たかちほへび at 22:01Comments(9)爬虫類

2010年05月29日

ガラスヒヴァ

こんばんは~。
最近は山を歩いていると毎日のように色々なヘビに出会います。



今日は数日前に、沢でであったガラスヒバァ君を紹介します。
島の方言ではガラッキャブなどと呼ばれているこのヘビ、ハブではないけれども、じつは毒ヘビですface08
まあ、それでもハブのように噛み付いてくる事もほとんどないし(たまにありますが)、毒牙もハブとは違って口の奥の方にあるらしいので、それほど怖いヘビではないです。
エサはもっぱらカエルのようで、山の沢に行くとよくみられます。
昔は集落に田んぼがあったので、集落などの平地でもよくみられたそうですが、最近は平地では少ないように思います。

奄美の蛇にしては珍しく、昼間にも活動するので、昼に山道などを走る時は気をつけてあげましょうね。  


Posted by たかちほへび at 23:29Comments(4)爬虫類

2010年05月18日

夜の中央林道

こんばんは~。

来月に東京へ転勤される上司と一緒に夜の中央林道を最後の思い出にナイトツーリングしてきました。





上司は夜の森でハブやイシカワガエルに出会った事がないとの事だったので、なんとかハブとイシカワガエルに出会いたかったのですが、残念ながらこの夜は寒く、アカマタ、ヒメハブ、クロウサギなどが見れただけでした。

まあ、それでもでかいアカマタやクロウサギを撮影するのは初めてのようで、それなりに喜んでくれました。

下の写真はどうにかこうにか撮影したクロウサギですが、クロウサギってわかるかな?



  


Posted by たかちほへび at 20:52Comments(4)爬虫類

2010年05月03日

アマミタカチホヘビ

おはようございます。
昨日、ヒャンのコメントに書いたアマミタカチホヘビを載せます。



写真のとおり背面は青みがかった黒色っぽい色をしており、光のあたる角度によっては虹色の光沢が美しいヘビです。
サイズは小さく成体でも30~50センチ程度で幼体だと10センチ程度の個体に出会う事もあります。
写真の個体はまだ未成熟というくらいの大きさだったので、目立ちませんが成体になると頭から尻尾の先まで背面に細い黒い一本の筋があります。

エサはもっぱらミミズ類のようで、無毒の大人しいヘビです。
一般のヘビ類は鱗と鱗が重なっているため乾燥や高湿度に強いのですが、タカチホヘビ類は鱗と鱗が重なっていないので乾燥などに大変弱く、飼育する時も落ち葉や土と一緒に入れないとすぐにカラカラの干物みたいになって死んでしまいます。

内地にいるタカチホヘビは生息環境に対する選択性が非常に強く、山地谷部の斜面林の落葉下に好んで生息しており、その他の環境ではなかなか見つりません。
一方でアマミタカチホヘビも山地の特に谷部の落葉下を好むのですが、その他様々な環境でも見られ、民家の庭や畑でもよくみられるようです。
基本的に一年中活動します。

  


Posted by たかちほへび at 07:31Comments(4)爬虫類

2010年05月02日

ヒャン





以前に住用の山でであったヒャンを紹介します。

日本で唯一のコブラ科のヘビなので当然毒蛇ですが、性質はおとなしく口も小さいためか、人を咬む事はまず無いと言って良いと思います。私も普段このヘビに出会うととりあえず鷲掴みで採って遊びますが一度も咬まれた事はありません。
梅雨時から目につきやすくなるので、夜に山道を走る時は気をつけてみてください。

なお主食はもっぱらトカゲ類のようで特に山によくいるヘリグロヒメトカゲをこのむようです。下の写真がエサとなるヘリグロヒメトカゲです。

  


Posted by たかちほへび at 21:58Comments(3)爬虫類

2010年05月01日

ハブに遭遇



山で散策中に昼寝中のハブに遭遇しました。

意外と昼間は山の尾根筋で昼寝をする個体が多いようです。
尾根筋は谷から風が吹き上げるので涼しくて生き物たちには過ごしやすい環境のようですね。  
タグ :ハブ


Posted by たかちほへび at 16:06Comments(2)爬虫類