2010年08月22日
復活しました
大変にご無沙汰です!
長らくブログ書いてませんでしたが、実は2歳の末っ子にノートパソコンにコーヒーぶっかけられてパソコン壊れてました
しかも比較的長期にわたって里帰りしてました。
ノートパソコンの方は完全に諦めていたのですが、なんと実家に帰った際にパソコンに詳しい友達に診断してもらった結果、キーボード以外は問題ナシとの事で、キーボードを980円で購入してUSBで繋げるだけで復活しました!持つべきは友達ですね
ところで昨日、名瀬の中央公民館で「知られざる奄美の生き物たち」と題して市民講座させていただきました。普段山ばかり歩いている自分にとって、人前で2時間も話すのはとても新鮮でよい勉強になりました。
このブログでお知らせできなくってゴメンなさいです。
今度やる時は必ずお知らせしますね。
ここ最近は色々と忙しく特にネタもないのですが先日、依頼されたウミガメ調査でアカウミガメとアオウミガメに出会う事ができました!アカウミガメは砂を掘っている最中だったので撮影できませんでしたが、アオウミガメ君は産卵がほぼ終了してたので、産卵後に1枚だけこっそり撮影しました

どちらのウミガメも野生では初めての対面だったのですが、あまりの大きさに衝撃と感動の嵐でした!!
長らくブログ書いてませんでしたが、実は2歳の末っ子にノートパソコンにコーヒーぶっかけられてパソコン壊れてました

しかも比較的長期にわたって里帰りしてました。
ノートパソコンの方は完全に諦めていたのですが、なんと実家に帰った際にパソコンに詳しい友達に診断してもらった結果、キーボード以外は問題ナシとの事で、キーボードを980円で購入してUSBで繋げるだけで復活しました!持つべきは友達ですね

ところで昨日、名瀬の中央公民館で「知られざる奄美の生き物たち」と題して市民講座させていただきました。普段山ばかり歩いている自分にとって、人前で2時間も話すのはとても新鮮でよい勉強になりました。
このブログでお知らせできなくってゴメンなさいです。
今度やる時は必ずお知らせしますね。
ここ最近は色々と忙しく特にネタもないのですが先日、依頼されたウミガメ調査でアカウミガメとアオウミガメに出会う事ができました!アカウミガメは砂を掘っている最中だったので撮影できませんでしたが、アオウミガメ君は産卵がほぼ終了してたので、産卵後に1枚だけこっそり撮影しました

どちらのウミガメも野生では初めての対面だったのですが、あまりの大きさに衝撃と感動の嵐でした!!
2010年07月07日
集団をつくるベニツチカメムシ
こんばんは~
なかなか終わらない梅雨のために今日もずぶ濡れになってええ加減うんざりしているたかちほへびです。
いったいなんやねん!今年の梅雨は!
それでも昆虫たちは夏の虫が出てきているようで、山ではヒグラシも鳴き始め、先日はベニツチカメムシの集団に出会いました。

今回は左上の1匹だけが成虫で他は全て幼虫でしたが、あと何日もすれば下の写真のように全部成虫の集団になると思います。

本種の成虫は何故か集団で過ごす性質を持っており、そして幼虫には親がボロボロノキという木の実を与えて育てるという珍しい性質をもつカメムシです。
そのボロボロノキの実に群がる幼虫の集団を何度か見かけたことがありますが、成虫に負けず劣らずケバケバしい真っ赤な幼虫でした


なかなか終わらない梅雨のために今日もずぶ濡れになってええ加減うんざりしているたかちほへびです。
いったいなんやねん!今年の梅雨は!
それでも昆虫たちは夏の虫が出てきているようで、山ではヒグラシも鳴き始め、先日はベニツチカメムシの集団に出会いました。
今回は左上の1匹だけが成虫で他は全て幼虫でしたが、あと何日もすれば下の写真のように全部成虫の集団になると思います。
本種の成虫は何故か集団で過ごす性質を持っており、そして幼虫には親がボロボロノキという木の実を与えて育てるという珍しい性質をもつカメムシです。
そのボロボロノキの実に群がる幼虫の集団を何度か見かけたことがありますが、成虫に負けず劣らずケバケバしい真っ赤な幼虫でした

タグ :カメムシ
2010年06月28日
セミからキノコ
こんちは~
先日の土曜日、冬虫夏草の専門家のA先生が奄美に来られたので、先生とその他数名の仲間たちと一緒に冬虫夏草探しに行ってまいりました。冬虫夏草とは昆虫から生えるキノコの仲間のことです。
当日はとても良い天気で川にはリュウキュウハグロトンボがたくさん飛んでいました。

そして、谷筋の葉上には樹上性ハンミョウのシロスジメダカハンミョウの姿が・・・

石をひっくり返すとセミの幼虫もいました!成虫になるまでもうあと少しやね

そしてついに、見つけました!セミの幼虫から生えたキノコ、アマミセミタケです。

セミから生えているのが、わかりますでしょうか。ほとんどの部分は地中に隠れていて、地表には先っちょの1センチ程度が出てる程度なので、発見はとても難しいです。
この仲間は様々な薬用効果があるようで、中国では漢方薬の材料に使われているそうです。
この日は他にもアリから生えたアリタケとか、朽木の虫から生えたクチキムシタケの仲間とか色々な冬虫夏草が見れてとても勉強になりました。

先日の土曜日、冬虫夏草の専門家のA先生が奄美に来られたので、先生とその他数名の仲間たちと一緒に冬虫夏草探しに行ってまいりました。冬虫夏草とは昆虫から生えるキノコの仲間のことです。
当日はとても良い天気で川にはリュウキュウハグロトンボがたくさん飛んでいました。
そして、谷筋の葉上には樹上性ハンミョウのシロスジメダカハンミョウの姿が・・・
石をひっくり返すとセミの幼虫もいました!成虫になるまでもうあと少しやね

そしてついに、見つけました!セミの幼虫から生えたキノコ、アマミセミタケです。
セミから生えているのが、わかりますでしょうか。ほとんどの部分は地中に隠れていて、地表には先っちょの1センチ程度が出てる程度なので、発見はとても難しいです。
この仲間は様々な薬用効果があるようで、中国では漢方薬の材料に使われているそうです。
この日は他にもアリから生えたアリタケとか、朽木の虫から生えたクチキムシタケの仲間とか色々な冬虫夏草が見れてとても勉強になりました。
タグ :冬虫夏草
2010年06月27日
ヘビにかまれちゃった
こんばんは~
先日の日記で梅雨明けみたいな事書いた後の数日間、大雨で毎日ずぶぬれでした
しかしこれだけ降ると毎日のようにたくさんのヘビさんに会いました。

こいつは本来おとなしいはずのリュウキュウアオヘビです。珍しく威嚇してきたので、「はたして、咬めるかな?」と思い手を差し出すと見事に咬みつかれました
でも全然痛くはなかったです。リュウキュウアオヘビはミミズしか食べない蛇なので、きっと咬む力が凄く弱いんだと思います。
以前に咬まれたキノボリトカゲなんかは色々な虫を食べるだけあって咬まれると結構痛いですよ。

そしてこっちはガラスヒヴァ君です。まっすぐに伸びていたので、油断して写真を撮っていたらそのままの状態で手に向かって飛んできて咬まれてしまいました
リュウキュウアオヘビは無毒だから咬まれても全く平気だけど、ガラスヒヴァは毒蛇だから、咬ませるつもりは全くなかったのですが・・・・
それにしれも、体を屈曲させることなく、一直線に飛んでくるガラスヒヴァの早業に感動し、ヘビにあのような動きができると知れただけでも凄い勉強になったと喜んでいたのですが、後日知人からガラスヒヴァに咬まれた人が、左半身が痺れ、左目が見えなくなったので、怖くなって病院にいったら、事なきを得たと教えてもらい、自分が咬まれた時は毒が入っていなかったであろう事、そしてその毒はかなり強いらしい事を学び、今後ガラスヒヴァの写真を撮る時は十分に注意しようと改心いたしました。
いやぁ、ガラスヒヴァ恐るべしです。

先日の日記で梅雨明けみたいな事書いた後の数日間、大雨で毎日ずぶぬれでした

しかしこれだけ降ると毎日のようにたくさんのヘビさんに会いました。
こいつは本来おとなしいはずのリュウキュウアオヘビです。珍しく威嚇してきたので、「はたして、咬めるかな?」と思い手を差し出すと見事に咬みつかれました

でも全然痛くはなかったです。リュウキュウアオヘビはミミズしか食べない蛇なので、きっと咬む力が凄く弱いんだと思います。
以前に咬まれたキノボリトカゲなんかは色々な虫を食べるだけあって咬まれると結構痛いですよ。
そしてこっちはガラスヒヴァ君です。まっすぐに伸びていたので、油断して写真を撮っていたらそのままの状態で手に向かって飛んできて咬まれてしまいました

リュウキュウアオヘビは無毒だから咬まれても全く平気だけど、ガラスヒヴァは毒蛇だから、咬ませるつもりは全くなかったのですが・・・・
それにしれも、体を屈曲させることなく、一直線に飛んでくるガラスヒヴァの早業に感動し、ヘビにあのような動きができると知れただけでも凄い勉強になったと喜んでいたのですが、後日知人からガラスヒヴァに咬まれた人が、左半身が痺れ、左目が見えなくなったので、怖くなって病院にいったら、事なきを得たと教えてもらい、自分が咬まれた時は毒が入っていなかったであろう事、そしてその毒はかなり強いらしい事を学び、今後ガラスヒヴァの写真を撮る時は十分に注意しようと改心いたしました。
いやぁ、ガラスヒヴァ恐るべしです。
2010年06月22日
梅雨から夏へ
こんちは~
今日も仕事で山に入ったのですが、山ではセミがたくさん鳴いており、空気が梅雨から夏っぽい空気に変わってきたのをすごく感じました。
山の中の地面には奄美の梅雨を代表するイジュの花がたくさん落ちてました。いよいよ梅雨も終わりですね。

そして夏の虫、ツキガタマメコガネを今年初めて見ました。

さらに奄美では今の時期だけに咲くらしいナゴランを初めてみました!とってもかわいい花でした。

最後にこれは虫が葉っぱを食べた跡です。おそらくハモグリバエという虫が葉の中を食べた跡だと思います。まさに自然が作った芸術ですね


今日も仕事で山に入ったのですが、山ではセミがたくさん鳴いており、空気が梅雨から夏っぽい空気に変わってきたのをすごく感じました。
山の中の地面には奄美の梅雨を代表するイジュの花がたくさん落ちてました。いよいよ梅雨も終わりですね。
そして夏の虫、ツキガタマメコガネを今年初めて見ました。
さらに奄美では今の時期だけに咲くらしいナゴランを初めてみました!とってもかわいい花でした。
最後にこれは虫が葉っぱを食べた跡です。おそらくハモグリバエという虫が葉の中を食べた跡だと思います。まさに自然が作った芸術ですね

2010年06月20日
可愛い奄美のホタルたち
こんちは~
最近は忙しくってなかなか更新できませんでしたが、色々と面白いものを見てるので、また少しずつ載せていきます。

まずは奄美に生息するホタルの一種クロイワボタルです。
日没直後ぐらいの時間帯に林縁で可愛らしく小さく光ってます。光ってる写真を撮りたいのですが、写真が下手なので撮れませんでした
出現時期はちょうど今ぐらいまでらしいです。

そしてこっちがよりポピュラーで林道を走ってるとよく光ってるキイロスジボタルです。これからの時期よく見かけます。
夕べはこの2種が、同じ場所で数個体一緒に光っており、久しぶりにホタルの光を楽しませてもらいました

最近は忙しくってなかなか更新できませんでしたが、色々と面白いものを見てるので、また少しずつ載せていきます。
まずは奄美に生息するホタルの一種クロイワボタルです。
日没直後ぐらいの時間帯に林縁で可愛らしく小さく光ってます。光ってる写真を撮りたいのですが、写真が下手なので撮れませんでした

出現時期はちょうど今ぐらいまでらしいです。
そしてこっちがよりポピュラーで林道を走ってるとよく光ってるキイロスジボタルです。これからの時期よく見かけます。
夕べはこの2種が、同じ場所で数個体一緒に光っており、久しぶりにホタルの光を楽しませてもらいました

2010年06月09日
ハブ捕りについて
こんばんは~。ご無沙汰しております。
先日、山の中で久しぶりにハブを1匹捕りました。
ハブ捕りについては色々思うことがあって、奄美の自然にとって決して良い事だとは思っていませんが、それでも自分がハブを捕る言い訳を書きたいと思います。
まず一つ目の理由は生活のためです。
恥ずかしながら、今の安月給で家族5人を養うのは相当厳しいので生活していくために捕っています。
もうひとつの理由はハブ捕りが大好きだからです。
矛盾していますが、島に来てハブに出会って以来、ハブが好きで好きでたまらないのですが、夜の山を歩きハブを見つけ捕獲することに最高のスリルと楽しさを感じています。
おそらく自分の中の狩猟本能が満たされるのだと思います。
自分にとって究極の理想的な生活は自給自足なのですが、その中の一環としてハブは自分にとって山の幸だと思ってます。だから捕った時は山の神様にお礼の儀式をします。そうする事で、自分の中ので捕獲行為を正当化しているのですが。
ぐだぐだと屁理屈な理由を書きましたが、奄美のハブが減少傾向にあることを考えると、やはり捕る事は良い事ではないですが、いつか奄美の自然が昔みたいに回復して、自分らがいくらハブを捕まえても全く減らない時代が来てくれたら嬉しいなと思っています。
そして、せめて自分みたいな人間が奄美に来てくれた人たちにハブやその他の奄美の生き物の魅力を紹介していけたらいいなと考えています。
2010年05月30日
ど根性オオタニワタリ

こんちは~。
エコツアーガイドの勉強会にいってきました。
その時にガイドの先生に見せていただいたのが、写真のオオタニワタリです。
すべすべの看板から見事に生え育っています。
湿度の高い奄美だからこそ可能な生え方で、いかに奄美の森が湿度を保っているかをこの写真は物語っていると思います。
2010年05月29日
ガラスヒヴァ
こんばんは~。
最近は山を歩いていると毎日のように色々なヘビに出会います。

今日は数日前に、沢でであったガラスヒバァ君を紹介します。
島の方言ではガラッキャブなどと呼ばれているこのヘビ、ハブではないけれども、じつは毒ヘビです
まあ、それでもハブのように噛み付いてくる事もほとんどないし(たまにありますが)、毒牙もハブとは違って口の奥の方にあるらしいので、それほど怖いヘビではないです。
エサはもっぱらカエルのようで、山の沢に行くとよくみられます。
昔は集落に田んぼがあったので、集落などの平地でもよくみられたそうですが、最近は平地では少ないように思います。
奄美の蛇にしては珍しく、昼間にも活動するので、昼に山道などを走る時は気をつけてあげましょうね。
最近は山を歩いていると毎日のように色々なヘビに出会います。
今日は数日前に、沢でであったガラスヒバァ君を紹介します。
島の方言ではガラッキャブなどと呼ばれているこのヘビ、ハブではないけれども、じつは毒ヘビです

まあ、それでもハブのように噛み付いてくる事もほとんどないし(たまにありますが)、毒牙もハブとは違って口の奥の方にあるらしいので、それほど怖いヘビではないです。
エサはもっぱらカエルのようで、山の沢に行くとよくみられます。
昔は集落に田んぼがあったので、集落などの平地でもよくみられたそうですが、最近は平地では少ないように思います。
奄美の蛇にしては珍しく、昼間にも活動するので、昼に山道などを走る時は気をつけてあげましょうね。
2010年05月23日
テントウムシ?いやいやクモの一種です
こんばんは~。
昨日、友人と一緒に昆虫の調査に出かけた際に、テントウムシそっくりのクモを見つけました。
本種は名前をツシマトリノフンダマシと言いまして、名前とは違ってテントウムシにそっくりです。
テントウムシの仲間は一般的に体から苦い汁をだして鳥などの天敵から嫌われているものが多いらしく、このクモもテントウムシに化ける事で鳥から実を守っているのでしょう。
なお、本種に近い種のトリノフンダマシというクモは本当に鳥の糞にそっくりらしいです。
2010年05月21日
イボイモリ
こんばんは~。
ずいぶんと梅雨らしくなってきて、色々な両生類・爬虫類に遭遇するようになってきました。


今日は、2日前に林道でであったイボイモリ君を紹介します。
雨が降ると道によく出てくるシリケンイモリとは違い、こちらは天然記念物で、山中の林床で暮らしているので、なかなかお目にかかれません。
シリケンイモリとの区別点は2枚目の写真で分かるようにイボイモリは腹面が真っ黒です。(シリケンイモリはお腹が赤いです。)
また1枚目の写真で分かるように背中側は背骨や肋骨が浮き出して恐竜みたいな風貌をしております。
これをかわいいと思うか、気持ち悪いと思うかは人それぞれだと思いますが、僕は大好きです
ずいぶんと梅雨らしくなってきて、色々な両生類・爬虫類に遭遇するようになってきました。


今日は、2日前に林道でであったイボイモリ君を紹介します。
雨が降ると道によく出てくるシリケンイモリとは違い、こちらは天然記念物で、山中の林床で暮らしているので、なかなかお目にかかれません。
シリケンイモリとの区別点は2枚目の写真で分かるようにイボイモリは腹面が真っ黒です。(シリケンイモリはお腹が赤いです。)
また1枚目の写真で分かるように背中側は背骨や肋骨が浮き出して恐竜みたいな風貌をしております。
これをかわいいと思うか、気持ち悪いと思うかは人それぞれだと思いますが、僕は大好きです

2010年05月18日
夜の中央林道
こんばんは~。
来月に東京へ転勤される上司と一緒に夜の中央林道を最後の思い出にナイトツーリングしてきました。


上司は夜の森でハブやイシカワガエルに出会った事がないとの事だったので、なんとかハブとイシカワガエルに出会いたかったのですが、残念ながらこの夜は寒く、アカマタ、ヒメハブ、クロウサギなどが見れただけでした。
まあ、それでもでかいアカマタやクロウサギを撮影するのは初めてのようで、それなりに喜んでくれました。
下の写真はどうにかこうにか撮影したクロウサギですが、クロウサギってわかるかな?

来月に東京へ転勤される上司と一緒に夜の中央林道を最後の思い出にナイトツーリングしてきました。
上司は夜の森でハブやイシカワガエルに出会った事がないとの事だったので、なんとかハブとイシカワガエルに出会いたかったのですが、残念ながらこの夜は寒く、アカマタ、ヒメハブ、クロウサギなどが見れただけでした。
まあ、それでもでかいアカマタやクロウサギを撮影するのは初めてのようで、それなりに喜んでくれました。
下の写真はどうにかこうにか撮影したクロウサギですが、クロウサギってわかるかな?
2010年05月17日
初めての田植え
こんばんは~。

先日の土曜日、秋名で友人たちと田植えの手伝いをしてきました
初めての田植えは、田んぼに足跡を残さずにきれいに苗を植えるのが結構むずかしかったですが、楽しかったです。
途中、色々な虫に出会いましたが、写真を撮る余裕などなく、どうにか写真のコキベリアオゴミムシだけ撮れました。

名前は小さな縁が黄色い青いゴミムシという感じの意味です。
他にもオケラやバッタの仲間がたくさんいたのですが、これらの虫がたくさんいるって事は、この田んぼの自然度が高い事を意味しております。奄美にこんな田園風景がもっとあればよいのになあと思う今日このごろです。
先日の土曜日、秋名で友人たちと田植えの手伝いをしてきました

初めての田植えは、田んぼに足跡を残さずにきれいに苗を植えるのが結構むずかしかったですが、楽しかったです。
途中、色々な虫に出会いましたが、写真を撮る余裕などなく、どうにか写真のコキベリアオゴミムシだけ撮れました。
名前は小さな縁が黄色い青いゴミムシという感じの意味です。
他にもオケラやバッタの仲間がたくさんいたのですが、これらの虫がたくさんいるって事は、この田んぼの自然度が高い事を意味しております。奄美にこんな田園風景がもっとあればよいのになあと思う今日このごろです。
2010年05月13日
生きた虫の糞 ムシクソハムシ
今日山道を歩いていると、虫の糞そっくりなムシクソハムシに出会いました。
本種は、葉っぱを食べるハムシという甲虫の仲間ですが、昆虫の糞に擬態しており、見た目は毛虫などの糞にそっくりです。
ここまで似てると、天敵もなかなか見つけられないでしょうね

2010年05月08日
海を渡るチョウ
最近は林道を歩いているとアサギマダラによく出会います。
写真の個体は、昨年秋の10月に撮影したものですが、写真のとおり翅に文字が書かれておりました。
本種は渡り鳥のように海を渡るチョウとして有名で、暑い夏は日本本土にで過ごし、寒い冬は南西諸島や台湾で過ごすため、毎年春と秋に奄美大島を通過します(一部の個体は奄美で越冬、越夏します)。
研究者の間では、本種をマーキングして再び放すことで、その個体がどこまで飛んでいくのか研究されており、この個体も研究者のネットワークで調べた結果、約一ヶ月前に奈良県の吉野でマーキングされた個体であることが判明しました。
1匹のチョウがたった1ヶ月で海を渡り900kmも移動した事になります。それってすごい能力ですよね!
また本種の翅はテフロン以上に水をよく弾くので、一説によると海の上空で疲れた個体は海面に浮かんで休むそうです。
これも本当なら凄いですよね!
2010年05月05日
子供達の標本
こんばんは。
先日行ったチョウの採集&標本作り教室で子供達が展翅したチョウの状態を確認しに小学校へ行ってきました。



子供達、なかなかの腕前でしょう
私自身、子供に展翅の仕方を教えるのは初めての経験で不安だったのですが、最初はチョウを触るのもできなかった子が慣れてくると次から次へと展翅していくようになり、改めて子供の物事を吸収する能力に驚かされました

最後にこれは、先日うちの家内が収穫したダイコンの葉にツマグロヒョウモンの前蛹(蛹になる直前の幼虫)が付いているのに気付かず水洗いしてしまったのですが、それでも健気に生きてくれていたので、洗濯物と一緒に干していたところ、今日見事に蛹になってくれました。いや~良かった良かった
本種の蛹は、背部にある宝石をちりばめた様な光沢を持つ突起がとても美しいです。
なお、ダイコンの葉に付いていたのはたまたまであり、本種の幼虫の食草はスミレ類です。
先日行ったチョウの採集&標本作り教室で子供達が展翅したチョウの状態を確認しに小学校へ行ってきました。
子供達、なかなかの腕前でしょう

私自身、子供に展翅の仕方を教えるのは初めての経験で不安だったのですが、最初はチョウを触るのもできなかった子が慣れてくると次から次へと展翅していくようになり、改めて子供の物事を吸収する能力に驚かされました

最後にこれは、先日うちの家内が収穫したダイコンの葉にツマグロヒョウモンの前蛹(蛹になる直前の幼虫)が付いているのに気付かず水洗いしてしまったのですが、それでも健気に生きてくれていたので、洗濯物と一緒に干していたところ、今日見事に蛹になってくれました。いや~良かった良かった

本種の蛹は、背部にある宝石をちりばめた様な光沢を持つ突起がとても美しいです。
なお、ダイコンの葉に付いていたのはたまたまであり、本種の幼虫の食草はスミレ類です。
2010年05月05日
イシカワガエル
こんにちは。
今日はイシカワガエルを載せます。
本種は1~4月くらいまでが繁殖期なので、この時期に山を歩くと沢から「ヒョウッ」という様なカエルらしくない鳴き声がよく聞こえます。
でも大体は沢の岩穴などで隠れて鳴くので、鳴いている姿を見るのはかなり至難の業です。
GWを過ぎたくらいに繁殖期を終えるのでこの時期から夏にかけては沢から色々な所に分散するようで、夜に林道でもよく見かけます(特に雨の夜)。
奄美を代表する美しいカエルですが、意外と大きく特に大島の一部の地域の個体群はオットンガエルよりも大きくなるようです。
2010年05月04日
集落の散歩
今日は一日じゅう子守りなので、子供と一緒に集落の畑地帯を散歩してきました。


普段は気にもとめないグンバイヒルガオ類やハイビスカスの花も休日にゆっくり眺めるときれいなもんだなと思いました。

このきれいなカメムシはアカホシカメムシです。

アカメガシワではクビキリギスの幼虫がなかなか上手に植物に化けてました。

同じくアカメガシワの花にはオキナワコアオハナムグリがたくさん集まってました。
内地には本種とよく似たコアオハナムグリが生息していますが、オキナワコアオは私の実家があった和歌山が分布北限で私の実家の庭の花では両種を見ることができました。
普段は気にもとめないグンバイヒルガオ類やハイビスカスの花も休日にゆっくり眺めるときれいなもんだなと思いました。
このきれいなカメムシはアカホシカメムシです。
アカメガシワではクビキリギスの幼虫がなかなか上手に植物に化けてました。
同じくアカメガシワの花にはオキナワコアオハナムグリがたくさん集まってました。
内地には本種とよく似たコアオハナムグリが生息していますが、オキナワコアオは私の実家があった和歌山が分布北限で私の実家の庭の花では両種を見ることができました。
2010年05月03日
アマミタカチホヘビ
おはようございます。
昨日、ヒャンのコメントに書いたアマミタカチホヘビを載せます。

写真のとおり背面は青みがかった黒色っぽい色をしており、光のあたる角度によっては虹色の光沢が美しいヘビです。
サイズは小さく成体でも30~50センチ程度で幼体だと10センチ程度の個体に出会う事もあります。
写真の個体はまだ未成熟というくらいの大きさだったので、目立ちませんが成体になると頭から尻尾の先まで背面に細い黒い一本の筋があります。
エサはもっぱらミミズ類のようで、無毒の大人しいヘビです。
一般のヘビ類は鱗と鱗が重なっているため乾燥や高湿度に強いのですが、タカチホヘビ類は鱗と鱗が重なっていないので乾燥などに大変弱く、飼育する時も落ち葉や土と一緒に入れないとすぐにカラカラの干物みたいになって死んでしまいます。
内地にいるタカチホヘビは生息環境に対する選択性が非常に強く、山地谷部の斜面林の落葉下に好んで生息しており、その他の環境ではなかなか見つりません。
一方でアマミタカチホヘビも山地の特に谷部の落葉下を好むのですが、その他様々な環境でも見られ、民家の庭や畑でもよくみられるようです。
基本的に一年中活動します。
昨日、ヒャンのコメントに書いたアマミタカチホヘビを載せます。
写真のとおり背面は青みがかった黒色っぽい色をしており、光のあたる角度によっては虹色の光沢が美しいヘビです。
サイズは小さく成体でも30~50センチ程度で幼体だと10センチ程度の個体に出会う事もあります。
写真の個体はまだ未成熟というくらいの大きさだったので、目立ちませんが成体になると頭から尻尾の先まで背面に細い黒い一本の筋があります。
エサはもっぱらミミズ類のようで、無毒の大人しいヘビです。
一般のヘビ類は鱗と鱗が重なっているため乾燥や高湿度に強いのですが、タカチホヘビ類は鱗と鱗が重なっていないので乾燥などに大変弱く、飼育する時も落ち葉や土と一緒に入れないとすぐにカラカラの干物みたいになって死んでしまいます。
内地にいるタカチホヘビは生息環境に対する選択性が非常に強く、山地谷部の斜面林の落葉下に好んで生息しており、その他の環境ではなかなか見つりません。
一方でアマミタカチホヘビも山地の特に谷部の落葉下を好むのですが、その他様々な環境でも見られ、民家の庭や畑でもよくみられるようです。
基本的に一年中活動します。
2010年05月02日
ヒャン
以前に住用の山でであったヒャンを紹介します。
日本で唯一のコブラ科のヘビなので当然毒蛇ですが、性質はおとなしく口も小さいためか、人を咬む事はまず無いと言って良いと思います。私も普段このヘビに出会うととりあえず鷲掴みで採って遊びますが一度も咬まれた事はありません。
梅雨時から目につきやすくなるので、夜に山道を走る時は気をつけてみてください。
なお主食はもっぱらトカゲ類のようで特に山によくいるヘリグロヒメトカゲをこのむようです。下の写真がエサとなるヘリグロヒメトカゲです。
